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ホワイトニング歯磨き粉の効果や使い方は?おすすめの市販商品5選

2018.11.26

  • カテゴリ:
  • オーラルケア 
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みなさんはホワイトニング歯磨き粉を使ったことはありますか?

テレビや雑誌などでよく宣伝しているので、聞いたことがあるかと思います。

ホワイトニング歯磨き粉とは歯の着色予防に特化した歯磨き粉のことで、飲食物によって歯に付着した黄ばみや、タバコを吸うことで発生する茶色いヤニを除去する働きがあります。

ドラッグストアや通販などで安価で販売されているため、手軽に購入することが出来ます。

今回はホワイトニング歯磨き粉の使い方や選び方をご説明すると共に、市販のホワイトニング歯磨き粉を5つご紹介します。

ホワイトニング歯磨き粉の効果

ホワイトニング歯磨き粉には、歯に付着したステインを除去する働きがあります。

ステインとは、飲食物に含まれる着色成分やタバコに含まれるニコチンなどがペクリル(エナメル質を覆う膜)に結合することで生じる着色汚れのことです。

一度歯に付着したステインは、水やブラッシングだけでは落とすことが出来ません。

そこで有効的なのがホワイトニング歯磨き粉です。

ホワイトニング歯磨き粉には、ステインを分解して落とす成分が含まれています。

歯科医院のホワイトニングのように歯を漂白することは出来ませんが、ステインを落として本来の歯の色を取り戻すことが出来ます。

下記がステインを分解して落とす成分です。

  • ポリリン酸ナトリウム
  • ピロリン酸ナトリウム
  • ポリアスパラギン酸

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際は、パッケージの成分表記を見て、これらの成分が配合されているか確認しましょう。

ホワイトニング歯磨き粉の使い方

ホワイトニング歯磨き粉の使い方は、普通の歯磨き方法と同じです。

全ての歯を丁寧に磨くことが大切ですが、着色が気になる部分や磨きにくい部分はより丁寧に磨くようにしましょう。

この章では、ホワイトニング歯磨き粉を使う際のポイントをご紹介します。

歯を強く磨いてはいけない

歯の黄ばみを落とそうと強い力で磨いてはいけません。

歯を強く磨くとブラシの力によってエナメル質に傷が付いてしまう恐れがあります。

その傷に着色成分が入り込んでしまうと、ステインが分解しにくくなりホワイトニング歯磨き粉の効果が発揮出来なくなってしまいます。

そのため、なるべく硬めの歯ブラシの使用は控え、力を入れずに優しく丁寧に磨きましょう。

食後30分以内に歯を磨く

歯磨きをするタイミングは、毎食後30分以内が理想です。

以前は、“歯磨きは食後30分経ってから”という説がありました。それはなぜかというと、食後の歯は糖分や酸性によって一時的に脆い状態になります。

その状態は30分程で元に戻りますが、その間に歯磨きをしてしまうと歯にダメージを与えると言われていました。

しかし実際は、レモンや梅など酸性の強いもので歯を擦りつけるようなことをしない限り歯に悪影響は無く、むしろ食後30分以内の歯磨きは歯学会でも推奨されています。

そうすることで、ステインによる着色の進行や歯垢の増殖を抑えることが出来ます。

着色や虫歯、歯周病などの口内トラブルを予防するためにも、食後30分以内の歯磨きを心掛けましょう。

ステインが落ちにくい部分

上図のように歯ブラシで磨きにくい部分は、ステインや歯垢の磨き残しが出やすくなります。

ステインが残ると歯の黄ばみへ、歯垢が残ると歯石や歯周病へと進行してしまいます。

そのため、歯面ばかりを重点的に磨くのではなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使って細かいケアをしましょう。

ホワイトニング歯磨き粉の選び方

ホワイトニング歯磨き粉は、なるべく発泡剤や研磨剤が含まれていないものを選ぶようにしましょう。

発泡剤とは泡を発生させるための薬品で、これらが含まれているとある程度のブラッシングで泡立たせることが出来ます。

しかし、泡立ったことでしっかり磨けたと錯覚してしまい、歯磨きを疎かに済ませてしまう恐れがあります。

次に研磨剤とは、歯の表面を研磨して滑らかにする成分のことで、成分表記には清掃剤と書かれていることが多いです。

研磨剤が多く配合されていたり粒子が大きかったりすると、歯が削れてしまい、歯面に傷が付いたりエナメル質が薄くなったりする恐れがあります。

この様なことがあるので、なるべく発泡剤や研磨剤が含まれていないホワイトニング歯磨き粉を選ぶようにしましょう。以下の成分が発泡剤や研磨剤になります。

市販のホワイトニング歯磨き粉を5つご紹介

この章では、ドラッグストアや通販で手軽に購入できるホワイトニング歯磨き粉を5つご紹介します。

 

contribution

ASPLUSH(アスプラッシュ)トゥースペースト 100g 2,138円(税込)

参考元:ASPLUSH

ASPLUSHには、ステインを分解して除去する3つのリン酸ナトリウム(ポリリン酸Na・ピロリン酸Na・メタリン酸Na)が配合されています。

ステインの力を弱めて着色予防するだけでなく、下記のような成分も含まれているため口内の健康を維持することが出来ます。

  • グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症作用)
  • PEG-8(ヤニの溶解)
  • ヒドロキシアパタイト(歯や骨を形成する成分)
  • キシリトール(虫歯予防)

ASPLUSHには無水ケイ酸という研磨剤が含まれていますが、歯へダメージを与えることなく歯を滑らかにしてくれます。泡立ちも少ないためオススメです。

 

Nature Lab

TO BE WHITE(トゥービーホワイト)薬用デンタルペースト 60g 1,512円(税込)

参考元:TO BE WHITE

トゥービーホワイトは、ASPLUSHと同じくメタリン酸ナトリウムが配合されたホワイトニング歯磨き粉です。

メタリン酸ナトリウムはステインを分解して除去するだけでなく、歯をコーティングして着色を予防してくれます。

しかし研磨剤や発泡剤が数種類含まれているため、使用する際は一本一本丁寧に優しく磨くようにしましょう。

 

サンギ

アパガードプレミオ 100g 1,598円(税込)

参考元:アパガードプレミオ

アパガードプレミオは、ナノ粒子の薬用ハイドロキシアパタイト(虫歯予防成分)が高配合されたホワイトニング歯磨き粉です。

他にも下記のような薬用成分も配合されています。

  • アクロゴール400(ヤニの溶解)
  • β-グリチルレチン酸(抗炎症作用)
  • 塩化セチルピリジニウム(殺菌作用)

アパガードプレミオは研磨剤不使用で、泡立ちも少ないです。

 

ライオン

Brilliant more(ブリリアントモア)歯科用美白歯磨き剤 90g 1,026円(税込)

参考元:Brilliant more

ブリリアントモアは、ステインを浮かせて落としてくれるピロリン酸ナトリウムが配合されたホワイトニング歯磨き粉です。

また、フッ化ナトリウム(フッ素)が配合されているため虫歯の発生や進行を予防してくれます。

ASPLUSHと同じく研磨剤として無水ケイ酸が配合されており、泡立ちも少ないです。

 

花王

クリアクリーンプレミアム 美白 100g 780円(税込)

参考元:クリアクリーンプレミアム

クリアクリーンプレミアムは、ポリリン酸ナトリウムが含まれたホワイトニング歯磨き粉です。

他にも下記のような薬用成分が配合されています。

  • PEG-8(ヤニの溶解)
  • モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)
  • 塩化セチルピリジニウム(殺菌作用)

クリアクリーンプレミアムは泡立ちがいいため、一回に使用する量はブラシの1/3程の少量にしましょう。

まとめ

ホワイトニング歯磨き粉には、歯に付着したステインやヤニを除去する働きがあります。

ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウム、ポリアスパラギン酸などの成分が、ステインを分解して落としてくれます。

歯面は比較的磨きやすいですが、歯間や歯と歯肉の境目などは磨き残しをしやすいためステインや歯垢が溜まりがちです。

そのため、歯全体を一本一本丁寧に磨くように意識しましょう。

また、ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際は、発泡剤や研磨剤がなるべく含まれていないものを選ぶようにしましょう。

 

※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。